写真の現像の日常
久しぶりのブログなので現像の話をします。
現像します
とりあえず
を神調整した秘伝のプリセットがあるのでそれを当てます
プリセット適用後
考えているのは
- コントラストに頼らずにバランスよく彩度を上げる
- 色をいい感じにする
くらいで、カメラキャリブレーション(右下)の項目で彩度と色バランス、
トーンカーブで影を青っぽくして雰囲気を出すといった感じです。
「コントラスト」や「彩度」項目だけで彩度を上げようとすると全体がビビッドになってうるさくなります。
一番下の「カメラキャリブレーション」でバランスよく上げるのが良いんじゃないかと思っています。
あとは露光をちょいちょいいじって大枠は完成。
よっぽど極限の状態でないかぎり、階調ごとのゲイン調整はしないほうが良いと思います。不自然になるので。
逆にCGみたいに不自然な感じにしたければそこをいじりのもアリ
応用例
ちょっと大げさに彩度をいじります。やりすぎるとやりすぎな写真になるので注意します。
Exif情報
これはテントの中で撮ったので、外の日なたと中の日陰の明るさの差に注意しないといけません。
気を抜くとすぐに白飛び・黒つぶれになってしまいます。
自分は現像で補正をすることを前提に、できるだけ暗めに撮ることを心がけています。
なぜなら
- 白飛びは目立つ上に結構起こりやすく、当然情報は絶対に復元しない
- 黒つぶれは比較的「影」ということでごまかせるし、真っ暗に見えても意外と情報は残っている
という理由からです。
白飛びで情報が飛ぶよりは、多少ノイジーな仕上がりになっても暗めにとっておこうという気持ちです。
また絞りについて、NIKKOR 50mm f/1.8のような標準レンズに用いられるいわゆる変形ダブルガウス(後群に+1枚、非球面1枚)というレンズタイプは、開放ほどフレアに弱く、特に逆光が強いようなシーンでは全体がぼんやり明るくなったり、点の結像がぼやけたりします。
なので、おなじNIKKORの85mm f/1.8Gでは絞りがf/2.2くらいで撮るのに対して、今回の50mmではf/2.5まで絞りました。
現像します
露光+彩度補正(プリセットなし)
今回は先にプリセット(トーンカーブ+カメラキャリブレーション)を当てずに、露光と彩度だけでいじってみます。
まず、がーっと露光を上げて、潰れたコントラストを少しいじって、彩度を調整するという感じです。
プリセットを当てる前なので、比較的さっぱりした現像に仕上げます。
あと、人を撮るときは「明瞭度」を下げるとそれっぽくなります。
チャラめの仕上げ
せっかくなのでチャラい現像にしようと思ったのでおもいっきり彩度を上げます。
赤を上げ過ぎると肌の色が不自然になるので主に緑の彩度を伸ばします。
背景に青が多いので少し青の彩度も伸ばしました。
トーンカーブは前の写真と同じです。
以上です。
感想
人を撮るのはうまくなってきたけど風景はいまだに撮れないのでうまくなりたいです